2013年03月10日
徳富蘆花の終焉
明治31年5月、最初に夫婦で伊香保温泉を訪れてから
大正14年5月まで 9回も逗留(一か月以上)して、不如帰や夫婦共著の冨士など
の投稿 山菜取り スケッチ 愛子さんの療養やら思い出深い別荘になりました。
晩年になり千葉勝浦に療養していましたが病状が悪化・・・
本人の強い希望により 周囲の反対を押しっ切って 思い出の場所に
来ることになりました。
昭和2年7月6日 雨けぶる暁、動けぬ重態の身でしたが 医師 看護婦 女中
を連れて自動車でやってきました。
どうしたことか伊香保に着いてから日増しに元気になり 温泉につかったり
駕籠で榛名まで遠出する日々を過ごしていましたが 遂に病には勝てず
9月18日 この別荘で永眠となりました。
Posted by きんちゃん at 09:49│Comments(0)
│旅行