自受法楽の境涯を求めて

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　　１８号大屋信号を左折、別所温泉の方に向かい、無言館てまえを右に入ると

　　東山観光農園が見えてきます。

　　道路沿いのお店に寄って山に案内してもらうと、テレビ局が来ていて撮影をして

　　いましたが、他にお客は誰も居ませんでした。


　　


　「富士や陽光はまだでしょうね」

　「これがそうですけど、まだまだ青いです。今いいのは、この甘いのと、明日からの
　　出荷の秋映えですけど、ヒョウにやられてしまってね」


　「来る時イネが倒れていましたけれど」

　「そう、２０分間降りましたからね、キズがありますからキロ２００円でいいです
　　袋に入れて、帰りお店に寄ってってください、私は局の人たちをコスモス狩りの場所
　　へ案内しなければならないので」


　「あなた　もうたくさん取ったからいいでしょう、すごいわね！」


　「あんまり、食べると・・・」


　「ほんとうに、美味しいわね」


　　


　　  

か　　


　　


　　お友達と一緒に東渓書展に行ってきました。

　　東渓会は力のある先生方が多いので、大勢の方々が各方面から来て下さいます。


　　私のは習いたてで問題外ですが、素晴らしい多くの作品を見て、大いに感動し

　　喜んでくれまし。


　　皆さんは、書道を通していろいろなことを学び、自分の生き方に生かしたり

　　人格の形成に生かしておられるようですが、私のは、まだ先生のまねをして

　　書いている程度なので、自分の字を書くところまで行っていません。


　　習い事で、友達作りにやっている程度ですから、なかなか上手になれません

　　が、今日から心を入れ替えて、次に出すのは、今夜頑張って

　　書こうと思ってます。

  

　　


　　


　　二人とも明日から忙しくなるから、今日は思い切り遊んでおこうと思い、朝早くから

　　お弁当作りで張り切っています。

　　
　　孫たちが(おばあちゃんたちは、お金がないからお弁当を持っていくんだ！仲良く

　　頑張ってきてね）だって！　　笑っちゃうわね。


　　買物もすんで、家に帰る前に、いつものコースを歩いて行くことに話が決まり


　「今日運動は予定に入っていないから、革靴だけど」


　「あなた　手ぬぐいとチリガミ持って、私は運動靴だから大丈夫よ」


　　いつものように手を繋いでいる。彼の暖かさが体の中に入って来る。

　　だんだん急ぎ足になってくる。

　　手を離して本気で歩いても離れていく、走りながら追いかける


　「走ってないと間に合わないわよ！」


　「明日書道展見に来てくれなくてもいいからね、私はお友達と一緒に
　　行く約束になっているから」  

　　


　　


　　今日は主人の親の墓参りに行ってきました。

　　お寺によって追善回向をし、法話を聞いて、お塔婆をもらって墓苑に向かいました。


　　御住職様が、お彼岸の意義をお話してくださいました。

　　迷いの比岸から悟りの彼岸に渡るという意味で、生死の大海(悩み苦しみ）を

　　大船(仏の教え）で渡り、彼の岸(幸せの境界）に到る。

　　その功徳をもって先祖を追善回向していきなさい。


　　そしてこの功徳は、また自らの福徳となってわが身を潤すことになるでしょう。

　　と、お中日は、私の実家のお墓に行く予定です。

　　近くのお寺にお塔婆が頼んであります。

　　  

　　昨夜は、強い雨音を聞きながら・・・

　　今日も一日無事に過ごすことができた、ことに感謝しながら、久しぶりに

　　良い眠りにつくことができました。


　　これから短歌会にでかけます。

　　近いうちに、例年の小冊子を作ることになっているので、原稿集めやら印刷、製本と

　　忙しいですが、皆で助け合ってやろうとおもってます。


　　夕方は、同級生の食事会、明日は彼(主人）と薬の湯につかってから

　　愛の館に行く予定、楽しみだなぁ。


　　  

　　今日は合唱の会が、これからあります。


　　この夏の間中、寝つきが悪くて、寝てもすぐ目が覚めてしまい


　　そのあと、なかなか眠れません、朝方になって、やっとウトウトするくらい。


　　体力がないところにもってきて、これでは日中体がおおごとなのよね・・・


　　でも、彼に負けないよう頑張らなくてはね


　　今日も、夕方、運動に行こう。


　　  

　　


　　沖縄の平和コンサートが前橋の群馬県公社総合ビルにありましたので、お友達四人で


　　楽しんできました。　　地元沖縄のアーティストの唄と演奏で


　　沖縄をめぐろ様々な実相を、本土の私たちに訴えているようでした。


　　前橋協立病院の職員の方々も民族衣装を着けて応援参加


　　会場も一緒になって踊り、唄いました。　よかった！  

　　


　　


　　


　　日差しが強いので、コーモリをさしながら花の回廊を歩いてきました。


　　もう汗だく、最後のところに少し高くなった森がありベンチが見えたので


　　駆け込みました。


　　


　「あなた　ここに座りましょう・・・いいながめね」


　「コスモスが咲いたら・・また凄いだろうね」


　「また来られたら、向こうのイチョウ並木のほうが私はいいな」




　　  

　　


　　


　　あまり暑いので、旅立ちの丘から車をとりに戻り、薬用植物園を通って、音楽堂


　　野外ステージを見ながらミューズの泉にきました。


　「噴水のそばの木陰あたり、どこでお昼にします？」


　「噴水のそばは、光が反射して暑そうだね、あそこのバルテノンの中に何人か人が居る

　　けど、たくさんテーブルがあるし風通しがよさそうだよ」


　「キュウリとオクラ、今朝貰って来たものよ・・全然味がちがうから」


　「キュウリが冷たいから美味しい、オクラは茹でてあるんだろう，やわらかくて

　　美味しい、マヨネーズがあうのかな、さつまあげも、どうして　こんなに美味しい

　　んだろう、煮汁が少しもついてないのに」


　「この黄桃、貴方がむいてね、あとで」


　「いい風が入ってくる」


　「これから、いやしの森、花の回廊にいくの・・」


　「コウモリ持ってきてあるから・・水は冷たいのが車にあるし、これは全部飲んで

　　しまって、歩くときは重いから持たないほうがいいだろう」  

　　


　　


　　秩父ミューズパークにハイキングに来ました。


　　四季の百花園の駐車場に車を置いて、札所２３番（音楽寺、秩父事件）を回り


　　旅立ちの丘まで登って来ると、ギリシャ神話にでてくる女神ミューズの塔が見えて


　　きました。大きな滑り台がついている弓の形をした塔を登っていくと、大きな矢が


　　三本、武甲山の頂めがけて立っていました。


　「あなた　こっちに鐘が三つさがっているわよ」


　「音がみんな違うね」


　「この鐘の音と一緒に矢に願いをこめて、あの頂めがけて射るわけね」


　「まだこの上に登っていって、この大きい広い滑り台に乗って、二人並んで

　　滑って行くっじゃないの」


　「あの下の展望台の上を下りていくのよ　怖いわね」


　　滑り台は恐ろしいので、階段を下り隣の展望台を登る。


　　何処からかクラシックの音楽が聞こえている。五線譜をあしらった橋をステージに


　　向かって歩く。正面に武甲山、下に秩父の街が一望できる。ステージに着くと


　　＃　旅立ちの日に　＃　のコーラスが心地よく流れてくる、まるで二人が新しい出発


　　をするかのように。


　　このコーラスは秩父市立影森中学校の生徒さんで、卒業ソング、旅立ちの日


　　の発祥の地が秩父だとか。  

　　


　「ミズスマシが輪を描いていると、サカナが静かに姿をあらわし、トンボが飛んできて

　　産卵を始める、まことに自然そのものだね」


　　


　　


　「静かね　あなた！　　セミが鳴いている？」


　「あっちのコナラ林か蝶のはらっぱで鳴いているのが、少し聞こえるけど」


　「あなた　誰もいない？　　いまのうちに早く」