2014年08月29日
江戸時代へ
「あなた! 奈良井宿は 江戸の宿場町を感じさせるわね・・・
今夜 ここに泊まるんでしょう・・・ あんどん の部屋?・・・」
「越後屋 だけど・・・
ここでは一番古い旅館で・・江戸天保から・・9代目だそうだよ・・・
奈良井宿にも・・たくさんの民宿 旅館があるけど・・・
越後屋は 当時の建築を保ち・・食事も部屋も時代にこだわっている・そうだよ・・
だから・・もてなし のために 二組限定だって」
「あなた! 木のお風呂よ・・・ヒノキの香りがするわよ・・・
湯船に三人は・・ゆっくり入れるわね」
「中庭を挟んでお風呂があり・・黒い板廊下の両側は・・布団入れのようだね・・
今日は 私達二人だけなので・・二部屋つかっているわけだ・・・
床の間が両部屋にあるよ・・・
掛け軸 お花 古い画 衝立 行燈 和紙に書いた詩 飾り棚 雪見障子 ふるい鏡台・・・
テレビが無いね・・・」
「あなた! 時代を感じさせるわね・・
食事は・・説明を聞いて解ったんだけど・・・
現代の調味料は使ってないのね・・・それで美味しいのね」
「普段 食べている味と違うね・・・
お吸い物 茶わん蒸し カボチャの煮物 レンコンの酢の物 ひるがお
切り干し大根の野菜煮 やまいも 福豆 卵焼き 天ぷら
鯉のあらい いわな あと思い出せない・・・」
「朝食は特別なものはなかったけど・・・
玉露を立ててくれたのには・・驚いたわ・・・」
「ぼくは 江戸時代に行ったようだったよ・・・」
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Posted by きんちゃん at 17:56│Comments(0)
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