自受法楽の境涯を求めて

ビジネスライセンス料　　3,000円／月

飲食関連事業用 ライセンス 毎日1セット広告　 1,600円／月

お問い合わせは、　info@gunmawen.net

本広告は、30日以上記事の更新がされませんと自動的に掲載されます。 記事が更新された時点で、自動的に破棄されます。  

　　


　　「あなた！　カモも大変ね・・・遠くから命がけで飛んでくるんだから・・・
　　　そうしなければ生きていけないのかしら・・・」


　　「シベリアの方から飛来してきても・・そんなに大事ではないんでしょう・・・
　　　鳥は 大空を自由自在に 猛スピードで飛べるんだからね・・・」


　　「今日の三名湖は 納めの運動 になりそうね・・・」


　　「今年も ずいぶん頑張ったね・・・
　　　目標通り 何年か 若返ったかな・・？　」


　　「これから 愛情風呂 に行くんでしょう・・・
　　　家族が居るところでは・・昼間から・・一緒に入れないものね・・・
　　　しかたがないわよね・・・」


　　「この喜び 楽しみは 十界の中の天界の喜びなんだよ・・・
　　　一時的な小さな幸せかな・・・」


　　　
にほんブログ村  

　　


　　「あなた！　六道輪廻している私たちの生活の中では、本当の幸せは得られないでしょう
　
　　　それなのに 世間で 知名人が話している仏陀の教えの中には、そのことが 何処にも

　　　出ていないじゃない・・・

　　　般若心経も佛の教えだから、信じた方が良いって　何人もの人が本に書いているけど」



　　「人の心は 移りやすいものだよね・・・

　　　時と場所により 相手により 気分により 様々に変わっていくだろう・・・

　　　一日の内でも　喜んだり 落ち込んだり 怒ったり 泣いたり・・

　　　瞬間瞬間に変わっていくでしょう・・

　　　この生命の現象を十種類に分けて明らかにしたのが・・

　　　仏法で説く十界論 なんだけど」



　　　「そうね　地獄界 餓鬼界 畜生界 修羅界 人界 天界 声聞界（しょうもんかい）

　　　　縁覚界（えんかくかい） 菩薩界 仏界 の十の生命世界のことでしょう」



　　「世間の学者は、私たちの体に十界 が備わっていることを どうして言わない

　　　のかと言うと、釈尊の出世の本懐である法華経を説くための方便の教え

　　　にこだわっているからだよ・・

　　　般若心経も 念仏も 真言も みんな最高の教えである法華経を説くための

　　　足がかりの方便の教えなんだよ・・・

　　　釈尊は、幼稚園の子供に、いきなり高等数学を説いても理解できないので

　　　一番やさしい算数から・・徐々に難しいものえと説いていったわけだよ・・・

　　　つまり 小乗教から大乗教へと・・段々上の教えを説いていったわけだよ・・・

　　　最後に 今まで説いてきた教えは真実ではない これから説く教えが本懐のものだから・・

　　　正直に方便を捨てて 但無上道を説く と言って説いたのが法華経です。

　　　釈尊は、法華経の中に出てくる 一念三千の法門 を説かんがために

　　　この世の中に出現されたと仰られているよね。

　　　この一念三千の法門には、（法華経以前の経典では　十界 は全く別々にある十種類の世界

　　　としてとらえてきた）一つ一つの生命（いのち）に十界すべてが備わっていて、その十界は

　　　常に移り変わる瞬間瞬間の生命の境涯であると説きます」



　　「念仏の教えのように 死んだら極楽に行けるのではなくて・・今 生きている内に

　　　地獄も極楽もあるということね」



　　「どの人の心にも・・仏の生命（いのち） も 人を殺す生命も

　　　備わっているということ」

　　　　つづく


　　　
にほんブログ村
  

　　「あぁぁ・・　やっと頂上に着いたわ！・・・
　　　この石段は きついわね・・・」

　　　（先着の人達も・・明るく声をかけてくる）

　　「僕も汗ビッショリだよ・・・
　　　この石段が 昔の 男坂 だと思うんだけど・・・
　　　今日は 女坂 を下って・・外人墓地の前を通って・・いったん町に降りて・・関孝和の墓

　　　　のトンネルをくぐって・・みかぼ未来館の駐車場に戻ろう・・・４キロあるけど・・・」


　　「あなた！・・手をつないで・・・
　　　急坂だから・・枯葉で すべらないようにして・・・」


　　「若い人たちは 今 大変だね・・・
　　　仕事も暇になってきたし・・中国と北朝鮮の動きには目が離せないし・・・」


　　「あなた 軽自動車の税金が高くなるの・・・
　　　生活が大変だから 軽 にしているのにね・・
　　　一家で三台の家も大分あるでしょう・・・」


　　「これから老人が増えてくるし・・車で足腰が弱くなっているから・・
　　　公園の散歩コースが・・沢山ほしいとこだね・・・

　　　老人施設も全く足らないし・・職員も どんどん養成しておかないと困ってくるよ
　　　医師も不足しているし・・・」


　　「あなた！　国は どうして国民年金で入れる老人ホームを たくさん作らないのかね・・
　　　今　入るのに・・何年も待たされるのよ・・・」


　　「もし 老人ホームに安心して入れるなら・・・
　　　今 蓄えてあるお金 全部 楽しんで使えるね
　　　好いだろうな・・・」


　　　
にほんブログ村  

　　


　　「今日は ヘルパー会の昼食会があったけど、仲間は 皆いい年だから
　　　仕方ないけど・・・
　　　若い人たちが本当に元気がないわね・・・
　　　何処に行って見ても 明るくないのよ・・・

　　　若い人の仲間の中では元気でも、それ以外の処では、元気がないのね
　　　明るくないのよ・・・

　　　今日 若い人から 直接ではないけど 手紙もらちゃった・・・
　　　”いつも元気貰っています感謝してます”　だって・・・
　　　手紙はうれしいけど、これでは 逆じゃーない！…ね！」


　　「若い人に希望が無いんだろう・・・きっと　そういう世の中なんだよ
　　　先が見えてしまって・・挑戦する意欲がないのかな・・・
　　　まあー ！　　大きな目的が決まっていないと言うことかな」


　　「若い人たちもね・・こちらから 明るく接してやると・・直ぐ それに答えてくれるわね」


　　「人の心というのは、瞬間瞬間に変わっていくからね・・・
　　　誉めてくれれば すぐ嬉しくなるし・・けなせば 怒るし・・叱れば 泣くし・・
　　　綺麗なものを見せれば 欲しがるし・・・

　　　普通は　この六種の心を行ったり来たりしているわけだ」


　　「私は覚えたわよ・・地獄 餓鬼 畜生 修羅 人 天 の六種の命でしょう・・・
　　　この命で生活していることを、仏法では六道輪廻と言うんでしょう」


　　「この命を、仏界の命に変えていくのが、本当の信心なんですよ」


　　　
にほんブログ村
　　　  

　　


　　「枯葉を踏んでいる音って・・こんなに楽しかった…？」


　　「そうだね・・・恋人同士の時も・・胸がワクワクして 楽しかったけど・・・
　　　今の楽しさは、あの時と違って・・散歩そのものを楽しんでいるんでしょう・・・
　　　
　　　周りの景色は無論のこと、今日一日の幸せな生活の中の一コマを
　　　喜びと感謝で楽しんでいるのではないかな」


　　「二人が喧嘩してね・・・別れる相談で・・この所に来たら
　　　どうなっていると思う…？」


　　「それは・・地獄だろうね・・・
　　　きっと、枯葉を踏みしめる音が・・・憎しみと悔しさを伴って
　　　大音響になって・・身に迫ってくるでしょうね」


　　「友達のこととか何かで悩んでいたら・・・どうなっているかしら・・・」


　　「寂しい気持ちで・・・枯葉を蹴飛ばしているでしょうよ・・・」


　　　
にほんブログ村  

　　


　　「悲しい時に、寂しい時に、苦しい時に、不安の時に、即座に元気になれる
　　　方法は、正しい信仰 を持つ以外にはないでしょうね」


　　「自分の心をコントロールするわけだから大変よね・・・
　　　自分の弱い低い境涯を高める必要があるのね・・・」


　　「生命力のない弱い悪い心を・・清浄な力強い心に変えていくわけだから・・・
　　　並みの事では駄目だね・・・
　　　もし仏道修行以外に、その方法があったら教えてもらいたいもんだね・・
　　　勤行の時の正座は辛いからね・・・」


　　　「私は 平気よ・・・」


　　　
にほんブログ村  

　　


　　「あなた！　今置かれている立場に感謝できれば、幸せになる
　　　芽が育つんじゃない？」


　　「とんでもない！　これから芽が育つどころではない そう思えた時点で
　　　幸せの境涯になっているんだよ」


　　「えぇーそうなの・・・」


　　「自分が何のために生まれてきたのかが解ったから・・
　　　今の苦しい立場に感謝できるようになったんだと思うよ」


　　「不平不満でなくて感謝ね・・・
　　　難しいわね・・・私には到底できないわね・・・
　　　思いやり ならもてるけどね・・・」


　　「思いやり だって大変だよ・・・
　　　よく本に 思いやり を持てば、幸せになれる と書いてあるけど・・・
　　　苦しみ悩んでいる時に・・どうしたら他人に 思いやり を持つことが出来るのか・・・
　　　その方法は書いてないね」


　　「そうよ！　思いやり を持てば 豊かな心になれるのは解っているわよ・・・
　　　でも　どうやったら その心を出すことができるのかが 教えてないわね」


　　「気分の好い時なら・・出てくるのかな・・・」


　　「じゃー　　悩んでいる時に・・直ぐに いい気分になるには ・・・
　　　どうしたら いいの？・・・」


　　　
にほんブログ村
　　　  

　　


　　「幸せというのは、環境や他人や物ではない 自分の心が感じるものなんだよ・・・

　　　お金もあって恵まれている人でも、内心 苦しんでいる人もいるし・・
　　　傍から見て大変だと思われる人でも、幸せな人は沢山いるでしょう・・・」


　　「では 幸せは、心が感じるものだけなのね・・・
　　　しっかりした家庭があれば、幸せだと思っていたけど・・・
　　　いい人に恵まれてさ・・・」


　　「それで幸せの人も大勢いるよ・・・
　　　でも その幸せが、ずっと続くとは考えられない・・・
　　　いつ何が起こるか解らないのが　人生なんだから・・・

　　　夫婦の愛情だって、そのまま放っておけば三年もたないよ・・・
　　　離婚するか 我慢するか 諦める か、苦しみが すぐそこに待っているよ・・・

　　　今の社会情勢を考えたら・・自分の家だけ安泰に居られるなんて考えられないでしょう」


　　「なるほど そうかもしれないわね・・・
　　　じゃー　みんな我慢しているのね・・・
　　　毎日 苦しい中でも 小さい楽しみぐらい、誰だって 幾つかあるでしょう・・・
　　　それを 積み重ねる以外ないのね・・・」


　　「普通は そうなんだけど・・・
　　　自分を磨いて 徳を積んで 人から信頼される人間に変わっていけば・・・
　　　他人の苦しみまで心配できるようになれるはずだよ」


　　「そうかしら・・・それだけで大丈夫・・？・・・」


　　　
にほんブログ村