2014年07月23日
静かな湯
「下仁田は広いのね・・・
この先・・山をクネクネ登って行けば軽井沢でしょう」
「八千代温泉 芹の湯なんて、粋な名前を付けたもんだね
普通は 〇〇温泉というと・・その中に何軒かあるわけだけど・・
山の中に・・たった一軒だね」
「昔から在ったようよ・・人が変わって・・東京から来た人が・・
美味しい料理を出すと言う話よ」
「入ってきたわよ・・
あんまり ヌルヌル するから タオル で こすってきたの・・・
水で拭いてきたけど・・暑いわね・・
貴方のように裸になれないから・・どうせ下着がビッショリよ・・
持って行った下着 取り替えてこなかった」
「お風呂から・・外の景色が見えたらなー・・・
もう少し長く入っていられたのに・・・」
「貴方! この 冷やし中華 豪華に出来てるわよ・・・」
「これなら・・他の料理も・・みな美味しいでしょう・・・
町の食堂に負けないね・・値段も良心的だし」
「貴方! 老老介護の人は・・・
こんな静かな処には来ないでしょうね」
「やっぱり・・人が大勢いる 佐久の一万里 が・・賑やかで楽しいだろう
恋人同士なら いいな・・・
読書するのも・・いいし・・・」
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Posted by きんちゃん at 17:34│Comments(0)
│日常の生活