自受法楽の境涯を求めて

　　


　　「群馬の森に散歩に来たのは・・もう おととし（一昨年）よ・・・」


　　「あの時は　友達の絵が出品されていたので 来たんだ・・・
　　　太い木が大分あるけど・・名前が解らないな・・・書いてあると　いいがな・・
　　　樹齢二三百年級のも ずいぶんあるね・・・」


　　「ここの自然は　赤城自然園とは また違った感じね・・・
　　　鳥の糞が あり過ぎて・・よく歩けないよ・・・」


　　「大丈夫だよ・・乾いているんだから・・・踏んでも汚れないから・・・
　　　この糞は大きいから・・きっと大型の鳥だろうね・・・カラスかな・・？・・・」


　　「貴方　この絵・イタリアの美術館のかもしれないわよ・・・」


　　「フィレンツェ ビッティ宮近代美術館コレクション

　　　トスカーナと 近代絵画　　１月１８日　明日からだね・・・

　　　来てみるかね…？」


　　　
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