2014年12月29日
縁覚界の人
「あなた! 声聞界の境涯の時は・・少しはあるかもしれないけど・・・
縁覚界となると・・一生かかっても体験することは無いでしょうね・・・
貴方なら・・あるかもしれないけど・・・」
「今は無いけど・・物を作っていた時は・・小さい体験があったね・・・
縁覚界とはね、一つの事を研究して・・自然の法則を発見したり・・
新しい物を作りだす事が出来た時に味あう・・充実感や悦びの境涯
のことだね・・・
芸術家などが・・絵を描いたり・・作曲したり・・・
学者が真理を発見したりすることも・・縁覚界の喜びだね・・・
でも 二乗の境涯(声聞界と縁覚界)は、小乗経(釈尊の一番低い教え)
が理想としたもので・・大乗仏教が説かれたら・・
捨てていかなければならない教えなんだよ」
「二乗 では、人生の目標には・ならないわけね・・・
本当の幸せ にはなれない・・と言うことでしょう・・・」
「二乗の境涯を得た小乗教の聖者は・・
無常のものに執着する煩悩 が、苦しみの原因だとして・・
煩悩 を無くしていく努力をしていました・・・
仏様 は自らの悟りにとらわれて・・他に利益を与えようとしない 二乗 を
不成仏 の者として厳しく叱られたのですね」
「やっぱりね・・・」
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Posted by きんちゃん at 13:00│Comments(0)
│仏の教え