2014年10月27日
私はどの境涯？
つづき
「幸せは 心の中にあるのね・・・・
他のものに・・いくら求めても・・ないものね・・・
私なんか 少し美味しいものを食べれば・・すぐ幸せになってしまうけど」
「その幸せは 一瞬の幸せでね・・本当の幸せではないよ・・・
瞬間の喜びだろう・・直ぐに さっきまでの心配事が・・頭をもたげてくるだろう」
「一日の内で・・いろいろ心が変わっても・・
それを大きく包み込んでいる自分が居れば・・いいのね・・・」
「そうだよ・・・その自分が・・どの レベル に居るかで・・
その人の人間的価値とか人間的大きさが決まってくるわけだよ・・・
この レベル を境涯と言うんだろうね・・・」
「”心の師とはなるとも 心を師とせざれ” という有名な一節があるわね・・・」
「どんな偉い人でも、人を殺す生命（いのち）を持っているんだね・・
人を妬む生命も持っているし・・強い欲望の生命も持っている・・
闘争の生命も持っているだろうね・・・
その反対に 人と仲良くする生命・・人のためになる生命・・
人を救ってやる生命など・・良い生命も持っているけど・・・
一日の内で・・どこの レベル の生命が一番多く出ているかで・・
その人の境涯がきまるわけだね」
「私なんか・・何処の境涯に居るのかしらね・・・
何時も・・ここが痛い・・あそこが痛いって・・騒いでいるから・・・
それから・・物事を悪い方ばかりに予測して心配するのよね・・・
悪い癖ね・・・それで眠れなくなるのよ・・・」
「そうだね・・・美味しさを楽しむのは・・天界の境涯 だし・・・
身体が痛くても・・振り回されて怒り狂っているわけではないから・・
地獄界 の境涯ではないな・・・平な生活の 人間界 の境涯でしょう・・・
それに他人の事を随分心配しているようだから・・菩薩界 の境涯も
少しあるようだけど・・・平凡な生活の 人間界 というとこかな・・・」
「そうー・・・早く菩薩界 になりたいわね・・・」
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Posted by きんちゃん at 15:50│Comments(0)
│仏の教え
