2013年12月24日

幸不幸も佛地獄も心の中にある


  幸不幸も佛地獄も心の中にある


  「あなた! 六道輪廻している私たちの生活の中では、本当の幸せは得られないでしょう
 
   それなのに 世間で 知名人が話している仏陀の教えの中には、そのことが 何処にも

   出ていないじゃない・・・

   般若心経も佛の教えだから、信じた方が良いって 何人もの人が本に書いているけど」



  「人の心は 移りやすいものだよね・・・

   時と場所により 相手により 気分により 様々に変わっていくだろう・・・

   一日の内でも 喜んだり 落ち込んだり 怒ったり 泣いたり・・

   瞬間瞬間に変わっていくでしょう・・

   この生命の現象を十種類に分けて明らかにしたのが・・

   仏法で説く十界論 なんだけど」



   「そうね 地獄界 餓鬼界 畜生界 修羅界 人界 天界 声聞界(しょうもんかい)

    縁覚界(えんかくかい) 菩薩界 仏界 の十の生命世界のことでしょう」



  「世間の学者は、私たちの体に十界 が備わっていることを どうして言わない

   のかと言うと、釈尊の出世の本懐である法華経を説くための方便の教え

   にこだわっているからだよ・・

   般若心経も 念仏も 真言も みんな最高の教えである法華経を説くための

   足がかりの方便の教えなんだよ・・・

   釈尊は、幼稚園の子供に、いきなり高等数学を説いても理解できないので

   一番やさしい算数から・・徐々に難しいものえと説いていったわけだよ・・・

   つまり 小乗教から大乗教へと・・段々上の教えを説いていったわけだよ・・・

   最後に 今まで説いてきた教えは真実ではない これから説く教えが本懐のものだから・・

   正直に方便を捨てて 但無上道を説く と言って説いたのが法華経です。

   釈尊は、法華経の中に出てくる 一念三千の法門 を説かんがために

   この世の中に出現されたと仰られているよね。

   この一念三千の法門には、(法華経以前の経典では 十界 は全く別々にある十種類の世界

   としてとらえてきた)一つ一つの生命(いのち)に十界すべてが備わっていて、その十界は

   常に移り変わる瞬間瞬間の生命の境涯であると説きます」



  「念仏の教えのように 死んだら極楽に行けるのではなくて・・今 生きている内に

   地獄も極楽もあるということね」



  「どの人の心にも・・仏の生命(いのち) も 人を殺す生命

   備わっているということ」

    つづく


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Posted by きんちゃん at 10:30│Comments(0)仏の教え
 
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